オンラインショップ のうかのしゅくだい
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まつばら農園
〒649-6512
和歌山県紀の川市東毛252
9:00〜18:00(不定休)
TEL:080-1425-9549
FAX:0736-73-3782

和歌山県紀の川市の柿は、毎年出荷できない「畑のロス」330tあります。周りの農園でも同じことが起こっています。美味しくたくさん作るだけでは、果物への愛情はたりません。果物王国と言われるこの地域の未利用資源を「のうかへのしゅくだい」と捉え、魅力ある宝物にアップサイクルしてゆく共創型のプロジェクトです。

出荷できるものだけが果物じゃない、
畑にできたもの全てが宝物。

※推定値/年

出荷規格に合わず、規格外品で流通させることもできないほんまの「畑に捨てられる作物」を助けたくて私たちは、2022年から準備を進めてきました。
畑のロスは生産を続ける以上、なくならないもの。だからこそ、複数の農家が協力することで、一過性や一部の人が行うのではなく多くの人に長く手に取っていただける形を模索しました。
誰も見向きもしなかった「畑のロス」の「のうかのしゅくだい」に、意義だけでなく、楽しく参加いただけるプロジェクトを目指します。

出荷できるものだけが果物じゃない、
畑にできたもの全てが宝物。

のうかのしゅくだいコラム
001

破棄 柿 約1.5t
なんとかしたい

僕の畑では、出荷できずに畑に捨てる柿が収穫量の約4%1.5t)あります。変形果や生傷、熟しすぎなど流通段階で腐るため出荷が難しいのです。僕にとってはどんな柿も大事に育てた大切な子供。食べられなくても、生まれてきた柿に何か命を吹き込めないかと今回のくだもの和紙をつくりました。

『まつばら農園』

のうかのしゅくだいコラム
002

破棄キウイ 約1.6t
なんとかしたい

僕らは旧那賀町で日本一のキウイを目指して生産しています。国産キウイってほんま甘くてうまいですよ。でも、キウイの収穫量の約4%1t)は、変形果や極小サイズ、熟れ過ぎで出荷できず廃棄ですわ。そんなキウイも今回和紙に生まれ変わって、改めてキウイって可愛いなぁって惚れ惚れしてます。

『四十八瀬紀の川
ファミリー』

のうかのしゅくだいコラム
003

破棄いちじく 約1.6t
なんとかしたい

いちじくは、か弱いくだものです。雨風で傷ついて腐ったりカビたりすると、僕らの畑では収穫量の約30%1.6t)が廃棄になります。スイーツやジャムなどに加工しても、まだ廃棄のうち10%しか助けられていないんです。だから、このくだもの和紙でいちじくに新しい活用方法が出来たのがとても嬉しいです。

『成 f a r m

私たちは、このプロジェクトを行う過程で多くの悩みがありました。まだ食べられる、けれど加工するには安全性が難しい。私たちが本当に救いたいのは何なのか、何度もチームで話し合っていく中で、作物に新しい価値をつくるアップサイクルを知り、様々なプロダクトを模索しました。
畑のロスはなくなることはない。だからこそ、消費循環のある生活に根付くものへと検証を重ねた結果、作物から紙を作る技術に出会いました。
ペーパーレス化が叫ばれる中ですが、紙はプラスチックの代替品として需要の伸びている素材です。しかし、現在、紙は原材料不足。需要の伸びに反して、作れないという課題があるのです。
そこで、紙を構成する繊維として「作物の繊維」を活用することで、紙の課題も作物の課題も解決する方法に出会いました。それが、『もったいない畑のくだものでつくった一筆箋』のはじまりでした。

アップサイクルという発想との出会い。
どのように、和紙にたどりついたのか。

  • 平滑が程よく、書き心地が良い
  • くだものの風合いが可愛い
  • 和紙の伝統工芸士による製造
  • 地域の課題解決の応援になる

くだもの和紙の
風合いで、
やさしく伝わる。

くだもの和紙は、1500の歴史をもつ福井県越前市になる和紙の製造所で、ひとつひとつの作物の特性や配分を見極め、果物の皮や果肉を漉き込んでいます。

私たちが初めて製造所を尋ねた時に感じた、これが作物の一部からできているのかという新鮮な驚きを皆様にも感じていただければと思います。

ホンモノにこだわり、
和紙の伝統工芸士さんに
製造をお願いしています。

デジタルでのやりとりがすっかり当たり前になってしまった現代だからこそ、シンプルで心のこもった言葉が、くだもの和紙の風合いによって、やさしく丁寧な印象で伝えることができます。

  • 親しい方へのちょっとしたお返し
  • 感謝を伝えたいパートナーへ
  • お見舞い・お中元・お歳暮
  • 父の日、母の日、ギフト
  • お仕事のご挨拶 etc・・

柿の皮や果肉のやわらかなオレンジ色が残る優しい色合いです。全体に満遍なく漉き混んでいるので、紙全体が少し茶色みががっています。秋・冬に、優しい気持ちを込めてお使いいただくのがおすすめです。

【柿】10枚入

もったいない
畑のくだもので
つくった一筆箋

キウイの力強い果皮がゴロゴロと目立つ和紙の個性溢れる仕上がりです。キウイの皮は繊維が強く、裏面を触ると皮凸凹を感じられます。冬・春に、新しいシーズンへの希望を込めてお使いいただくのがおすすめです。

【キウイ】10枚入

もったいない
畑のくだもので
つくった一筆箋

いちじくのやさしいピンク色の果肉と皮が丁寧に漉き込まれた、使いやすい仕上がりです。果物がやわらかく繊維もやわらかいため果物がよく和紙に溶け込んでいます。春・夏の軽やかな季節に、楽しい気持ちを込めてお使いいただくのがおすすめです。

【いちじく】10枚入

もったいない
畑のくだもので
つくった一筆箋

畑で捨てるのはもう嫌だ‼もう土に還してるなんて便利な言葉は使わない‼悔しい経験を糧に、大切に育てた作物の「最後」と向き合い、「もったいない」と言われて捨てられていた作物が「もっとない?」と言われるぐらい愛されるプロダクトを作り、社会全体でもったいないがなくなる世界を目指します。
そのためにも、一筆箋だけでなく、ノートやポストカード、パンフレット、包装紙などの紙製品や、食べられる規格外は食品としても活用し、人々の心に残るものへと変えていきます。
この想いに興味を持ってくださる農家や、規格外を活かす製造業、飲食業のみなさまの力を結集して、「のうかのしゅくだい」を楽しみながらひとつひとつに答えを出していきます。

「もったいない!をもっとない?」へ

畑のロスの存在や、ロス果物をおいしさを実際に体験してくれた地元紀の川市の子供たち。
大人たちが見向きもしなかった畑の宝物に気づく子供たちの素直な姿を記録したムービーです。子供たちを通して、大人の私たちが食べ物の価値を新たに捉え直すきっかけに繋がればと思っています。
未来の社会や農業を担う子ども達のためにも、新しくカッコイイ農家のあり方を実現させていきます。

農家さんへの、
畑からの宿題やなぁ。

はたけのがっこう
畑のロス体験ムービー

農家の宿題を手伝ってください

のうかのしゅくだい
プロジェクトメンバー

発起人: まつばら農園 6代目 松原 好佑
『食は人の心を豊かにする』をモットーに食べてくださる方、贈られた方、みなさまの笑顔をみた私たちみんなが幸せになれるモノづくりに取り組む。 2022BIRDCALL FIELD開店(八百屋・カフェ・ブルーベリー観光園併設) 「食べた方に笑顔になってもらいたい」と想いを持たれた農家さんの発信、農業体験ができる施設を運営。 大好きな農業の魅力、農業の可能性を少しずつ自分なりに発信していきます。
桃尾 郁 / photographer,videographer
和歌山県にて2021年に開業後、関西を中心に全国各地の地方を舞台に撮影・制作を行う。どのような題材でも優しさや強さを汲み取り美しく写すことを大切にします。
この度は「のうかのしゅくだい」が掲げる想いに賛同し参加させていただきました。
中山 英樹 / たのしむ農家
四十八瀬紀ノ川ファミリー 代表
キウイや柿、ネーブルオレンジなどを生産。
いち農家として、かつ農家の枠を超え、常に先駆けたチャレンジを続けながら、地域の活性化を目指しています。
成 f a r m / 松嶋 成俊
naru farm代表
フルーツ王国紀の川市の地で、いちじくや旬に応じたフルーツを栽培。自分達が手がけた作物をおいしいと言っていただける全ての人に感謝をしながら、これからも農業に努めていきます。
上田 崇史 / アートディレクター
STAND INC.代表取締役
和歌山県紀の川市出身
クリエーティブの力で生まれ故郷の魅力を高めたい!
紀の川市の畑のロスの実情を目の当たりにして、いてもたってもおられず参画。
小鉢 ひろか / 社会派料理コンサルタント
株式会社kobachi 代表取締役
廃棄予定の野菜3tを料理に変えた、通称「捨てない料理人」。
フードロス解決型商品開発を得意とする
松原さんの想いに心打たれました!
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